水俣病特措法案

前田武男

2009年07月10日 08:15

水俣病特別措置法の法案が一昨日可決した

当初は自民党案と民主党案の隔たりがあったが 
何とか選挙前にまとまって良かったと思っていました

忙しさにかまけて内容をよく見ていなかった
反省です。
問題点も多い

選挙も近まり両党お互い妥協の産物

お互いの良い顔し


確かにいいところもある
補償金が出るのは確かに進捗
医療費も無料になる
訴訟をしている人はそれを取り下げるのが条件
分社化  それもいいだろう
将来はチッソの名前が消える道筋
良いようでよく見ると不確定要素も多い








10/23より青年塾の水俣講座が開かれる

3年ぶり

水俣病公式確認から53年
50年記念式典から3年

この2日間の講座で取り上げるには
あまりに長い歴史と大きな問題
しかし知らなければいけない
現場を見て現地の方々の話を聞いて感じてほしい





奥が深い  深すぎる
新聞には不知火海一帯の被害調査が徹底的に行われていない
健康被害がどのくらいの規模で起きたのかもわからない
行政が決めた認定基準も厳しいものに変更してからは
一切認められない状況

そこに流れる53年 いやもっと前からあったであろう

柳田邦夫さんが新聞にも投稿されていたが
あまりに小手先の解決策が多いのも確か

その時の時代背景を元にいろんな策はなされてきた
しかし一時しのぎの策がまた問題を大きくしていった

地道に活動されている方々
これからも声を上げ続けられるであろうし
しなければいけない

しかし時間の流れは大きい











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