絵本は人生に三度読むもの

前田武男

2008年06月09日 07:42

水俣とのご縁から

柳田邦夫さんとのご縁があります。

柳田さんといえば航空評論家、ノンフィクション作家であり

水俣病の提言書をまとめられたメンバーのお一人


その柳田さんのエッセイから


絵本は人生に三度読むもの

1番目は自分が子供のとき、楽しみや悲しみの感情

     美しい物、他者への痛みへの感性、

     そして言葉で表現する力をつけてくれる


2番目は親となり、子育ての中で読み聞かせによって

     子供と共に絵本を楽しみ、

     子供の反応と成長を見る楽しみを味わうことが出来る


3番目は子育ても終わり、人生も半ばとなった時、あるいは人生の後半になった時

     絵本を手に取ると、深い味わいを感じることが出来るのだ



先日、柳田さんがラジオに出ておられた

その中でご推薦の絵本を言われた、車中 急いでその題名を書き取る

その本が「ライオン図書館」  

こんな本、図書館にあるのであろうか   「あった!」




絵本が伝えたいこと、絵本の表情、あたたかさ

そしてせつなさ


感銘を受けてしまう   


難しい本も、もちろんいいし

でも絵本も簡単にそして大事なこと、心の持ち方をきちんと教えてくれる


かなり処分してしまった絵本

まだ残っている物があれば

目を通してみたくなりました



     


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