2010年01月19日
一本のろうそく

私の日課として
毎朝、神様にお水とお酒をあげています
そしてろうそくに灯をともし
昨日の感謝を申し上げる
松下幸之助がしたように
自分だけのことを祈ることがないようにと
その一本のろうそくの長さ
一番短いのを使っています
約2センチ
大まかに2日分ぐらい
2日目はろうそくが消えるまで拝むことにしています
ろうそくを見ているとはかない
初めのうちは余裕で燃えている
2日目になるとろうそく台の金の芯で
燃えにくく小さな炎から始まり
最後に消えてしまう前に強く燃え上がる
そして静かに消えてしまう
毎日の繰り返しであるが
消えてしまうと
なぜかさみしい気持ちが湧いてくる

人に例えるのもおかしいが
人生も必ず消えてしまう
一生なんて長いようで実に短い感じもする
昨日はお葬式に参列させていただきました
お通夜から出棺まで
102歳の立派なおばあちゃんでした
この人たちのおかげで私たちは生きている
そう実感した日でした
戦争、食糧難、高度成長
悲しいこと、楽しいこといろいろたくさんあったでしょう
そして日本人としてその生き方を
こどもたちやお孫さんへにきちんとバトンタッチされている
そして私たちは生かされている
そんな気がしました
私たちもきちんと子供、孫へ
お金ではなく生き方をつないでいかなければいけない
幸之助によるとこれが真理なのであろう
きちんとした人生を送らなければいけない
きちんとした日本でなくては困る
真理に反すると必ず行き詰る
まだ私にはよくわかっているわけではないが
しっかりと考え実行していこう