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前田武男
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2010年01月17日

ほっとはうす

ほっとはうす


昨年の10月 水俣講座におじゃました時
「ほっとはうす」さんにて
塾長よりぜひこの「ほっとはうす」さんとの
パイプ役になりなさいというお話がありました。
それから「志ネットワーク」の会報に投稿した文です。



ほっとはうす


ほっとはうす




「水俣」とのご縁をこれからもつないでいこう!


10月23日、西クラス水俣講座が行われました。水俣で開かれるのは3年ぶりの講座になります。
「青年塾」と「水俣」、青年塾初期からお世話になりそれと共にご縁の積み重ねが始まり心の絆もできてきました。水俣病という公害病、半世紀にわたっての長い闘争、被害者と加害者が同居している町という過酷な歴史。そしていまだ問題可決には至っていません。熊本地元新聞では「水俣病」という文字を見ない日はない。今年7月、「水俣病救済」として急遽「特措法案」が可決されました。しかしそれは十分なものではなく患者の方々への補償の道は開かれたものの、チッソの分社化という形で水俣病への責任を過去のもとにしようとするもので患者または遺族の方々のご苦労を考えると納得できるものではありませんでした。3年前の水俣講座でも青年塾として何か出来ることがあればそれを積み重ね水俣のお役に立ち続けていこうという意見が出されました。
水俣病を語る上で忘れてはいけない場所があります。
水俣病胎児性患者や障害を持つ人が働き集う場が「ほっとはうすみんなの家」です。何も悪いことはしていないのに、お母さんのお腹にいる時に水俣病が発症し人生のハンディを背負ってしまった方々を応援する施設です。
その「ほっとはうす」も今年4月に新たな地域支援施設が完成しました。敷地面積600平方メートル、今までの施設に比べるとはるかに大きい、水俣市の中心に位置し「通って、仕事ができ、お風呂に入れて、時々泊まれる」そんなことを合言葉に患者らが安心して暮らし続けられるように作られました。木がふんだんに使われこの施設を応援する方々の思いがたくさん詰まっている温もりのある施設になりました。故杉本栄子さん、元水俣市長の吉井正澄さんらが自らの山から切り出したヒノキの柱が大黒柱としてこの施設を支えています。吉井さんはこの柱を選ぶとき山の中腹ではなく風や干天などに耐えてまっすぐに伸びている山頂の木を選ばれました。それは胎児性患者の方々が自分で根を張ってまっすぐ伸びよという思いが柱につながっています。杉本栄子さんは父親(故人)が水俣病補償金で購入した形見の山の木を選ばれている。漁師である栄子さんは水俣の海を再生するためには山を立て直さなくてはとあえて山を購入されたと聞いています。その他この施設の建具、壁、設計に至るまでたくさんの思いのある方々に支えられています。
施設長である加藤たけ子さんは「このみんなの家建設途上の2007年9月より竣工の2008年春までの半年に「ほっとはうす」にとってかけがいのない3人の方々を黄泉の国へと見送りました」と、また今まで明るくマウンテンバイクで通所していた方もこの夏より杖なしでは歩くことも難しく、マウンテンバイクにも乗れない状態になってきたと患者の方の病状悪化を話されていました。といって胎児性患者の方々のお顔が決して暗いわけではない。皆さん、いきいきと一所懸命生きようとされている。お伺いするたびにいつも私の方が力をいただいているのに気づかされます。
加藤さんはじめスタッフの方々の献身的な努力が彼ら彼女らをそして施設を支えている。青年塾としてもこのご縁を大事に継続していかなければいけない。そのためにも少しでもできることを応援していきたい。
今「ほっとはうす」の患者の方々は、それぞれが持てる力の限りを尽くしてお仕事をされています。例えばシュレッダーをかける人、それが卵屋さんに一袋50円で渡されます、卵のクッション材になるのです。季節の花で押し花を作りそれで名刺作成もされています。先日お伺いしたときも新聞紙を丁寧に折り、糊を付けてエコバッグを作られておられました。健常者の方に比べると数倍時間も労力もかかります。加藤さんはおっしゃいます「お金ではないのです。少しでも仕事ができる、世の中(社会)のお役にたつことができることが大事だと」。そこで志ネットワーク、青年塾の方々にも応援していただきたい。


ほっとはうす


その思いのあるエコバッグ(新聞紙)を皆様方の家庭、地域で活かすことができないか、ご相談したいと思います。サイズにもよりますが1枚30円から50円ぐらいでお渡しできます。
エコバッグ3種類10枚と「ほっとはうす」の資料と「ほっとはうす」の自主製品であるリサイクル廃ガラスを加工し、かわいいお花をあしらったマグネットやお箸置き等々を詰めた玉手箱のようなセットで1000円(送料込).1,500円(送料込)で販売いたします。振込用紙を用意しております。
ぜひ見本として購入していただき、家庭用、会社のPRエコバッグとして、又は講演会の資料入れ、として色々と活用してご注文をしていただきたいと思います。
(名入れも出来ます)例えば30枚、100枚などご必要の時はぜひご相談ください。
これからももっと「水俣」とのご縁をつなげていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 
詳細をお聞きされたい方は 西クラス10期生 前田武男 までご連絡ください。

      ℡096-352-4213 Fax096-356-2558 携帯090-4994-2381

*ほっとはうす  水俣市浜町1-9-17   0966-62-8080


ほっとはうす



おかげさまで全国にいる青年塾の同志から注文が入りだしました
まずは塾生募集会の資料入れとして
関西、北海道、東海、博多
そしてネットワークの方からも1000円パックを30個

本当にありがたい
もっともっとこの運動が広がればいい!!


ファッション マエダ ℡ 096-352-4213
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Posted by 前田武男 at 08:00│Comments(0)青年塾
 
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